《花ヶ岡高校》における「自立・自律の精神」の根幹をなす《生徒会》では、上図のような組織体系を以て学校生活の円滑化、また利便性向上を目指している。加えて、以下に特筆すべき情報を記す。
・選挙管理委員会は生徒会組織より独立する事で各部署との利害関係を無くし、生徒会長選挙や部署長選任時に絶対的な公平性を保てるよう運営されている。また、生徒会活動に参加する生徒の任用登録業務も兼任している。
・《金花会》は正式には学校側公認の組織ではなく、あくまで「生徒が必要に応じて、自主的に会計部内に創設した部署」という立場にある。その為、金花会に属する生徒達は自動的に会計部に属している事となる。
・「部」の付く部署では上から部長→副部長→書記→課長→課員となる(例:購買部催事課長 ○○○○)。
・生徒支援委員会以下の組織は「局」となり、局長→副局長→書記→局員となる(例:図書局員 ○○○○)。
・代議員会では各学級より集まった意見や報告を集約し、月に一度行われる生徒会部局月例会議に提出する。
・生徒会組織の活動に賛同し、自らも参画したい場合は年に四度発行される(6月、9月、12月、3月)、「生徒会募集要項」から入職希望の部署を選び、《風紀管理部》風紀管理課で《個別素行内申書》を入手、部長へ提出して面談を行い、採用となれば生徒会組織の一員となる。その為、生徒会組織へ参入するには年に四度機会がある事となる。
・任期は生徒会長を除いて「3ヶ月」と決まっており、これを一期と数える。一期を勤め上げると部長との面談が組まれ、次期も勤務を希望し、部長の認可を得られれば二期目も生徒会の一員となる。三期務める毎に「生徒会活動貢献慰労料」として、校内通貨の《花石》が100個支払われる。
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